夜泣き どうしたらいい?
🐼
今では2人とも成長して夜泣きは
なくなりましたけど
まだ小さい頃は、夜中に泣きだして
どんなに、あやしても
泣き止まずキツかった思い出があります。
今は、
なかなか寝つきが悪くて困っています。
一般論にとらわれず、
その子なりの心地よい睡眠リズムをつくりましょう。
授乳の回数に合わせて
夜も頻繁に起きていた赤ちゃんが、
ある程度続けて眠るようになるのは、
生後3〜4ヶ月以降。
ただし、
いったん睡眠のリズムができたように見えても、
またチョコチョコ起きるようになるのは、
小さな子どもにはよくあることです。
大人のように、
夜はグッスリと眠り、朝起きて、
日中はしっかりと活動する。
こんな睡眠リズムが安定するのは、
個人差もありますが、小学生になる頃。
それまでは、
安定→不安定の繰り返しだと
思っていた方がよいでしょう。
なお、最近は生活様式の変化にともなって、
大人も子どもも夜、
寝る時間が遅くなってきています。
また、保育園に通っている子どもの場合、
昼寝の時間が決まっているので、
早く寝付けない傾向もあります。
いずれにせよ、
極端に夜更かしをしているのでなければ、
あまり気にする必要はありません。
ちなみに、
昔からある育児書などには、
1〜3歳の子どもに必要な睡眠時間は
10時間以上、などと書いてあることも。
ですが、10時間より少なくても、
子どもが日中、活動性が低くゴロゴロしていたり、
機嫌が悪いということがなければ大丈夫、
睡眠時間は足りています。
睡眠時間は個人差が大きいもの。
あまり一般論にとらわれず、
小学校に入る頃までに、
その子なりの心地よいリズムを
つくりあげていきましょう。
ママも一緒に寝てしまうと、寝かしつけは楽?
面白いもので、
子どもが寝たらあれしよう、
これもしようと思いながら寝かしつけていると
いつまで経っても寝てくれない子も、
あきらめて大人が一緒に寝てしまうと、
すんなり寝てくれる場合が多いのです。
寝かしつけに何時間もかけるより、
子どもが小さいうちは割り切って、
ママも一緒に寝てしまうのもおすすめです。
家事やママ自身がやりたいことは
朝早く起きてやることにし、
朝型生活に切り替えると、
健康上も精神衛生上もよいかもしれません。
Q 夜中に何度も起きて泣きます。
A 原因のない夜泣きは、
子どもの成長を待つしかありません。
小さな子どもは、まだ睡眠が浅いもの。
寒いとか暑いとか、
あるいはお腹が空いたなどの
原因があって起きることもあれば、
原因もなく起きることもあります。
原因があればそれを取り除いてやればよいのですが、
何をしてもダメな時もあります。
原因のない夜泣きは、
子どもが成長して
深く眠れるようになれば治りますので、
なるべく気にせずにやり過ごすしか
方法はありません。
子どもは日中あまり興奮すると、
夜泣きをすることもあります。
ですので、あまり夜泣きがひどい時は、
夕方から夜にかけて生活を静かにもっていく
工夫をしてみましょう。
大きな音でテレビをつけたり、
寝る直前にパパと大はしゃぎで遊んだりなどを
やめてみると、
もしかしたら落ち着いて
寝てくれるかもしれません。
なお、
いつもは起きて泣かない子が
頻繁に起きる場合は、
身体の具合が悪いことも。
例えば、
熱が出る前触れということもありますので、
ちょっと注意して様子を見ておきましょう。
Q 小さい子どもなのに、イビキがひどい。
A イビキだけじゃなく、息が止まるようなら
すぐに耳鼻科へ
小さい子どもにはあまりイビキはないものですが、
気にするほどひどい場合は、
扁桃腺やアデノイドが大きめなのかもしれません。
単なるイビキだけならよいのですが、
時々息が止まるような気配があるなら
睡眠時無呼吸症候群が心配です。
すぐに耳鼻咽喉科を受診しましょう。
Q 夜、なかなか寝てくれません。よい方法は?
A 寝る少し前からの生活を習慣化。
体温を下げ気味にするとよい。
スムーズに寝かせるためには、
寝る前からの生活を習慣化してしまう方法が
有効です。
例えば、
時間になったらパジャマに着替え、
歯磨きをし、
絵本を読んで寝るという順番を決めたら、
できるだけ毎日そのように過ごすのです。
いまどきは、
大人も子どもも部屋着のまま寝る家庭も多いようですが、
就眠儀式という点では、
キチンとパジャマに着替える習慣を
つけたほうがよいでしょう。
寝る前に指しゃぶりなどをする子もいますが、それも就眠儀式の一つなので、
気にする必要はありません。
また、寝るためには、
体温は少し下がり気味のほうがよいので、
部屋は涼しめに。
寝る直前のお風呂は避けるほか、
あまり着せすぎず、
子どもが手足を布団から出して寝るのを
妨げないようにしておきましょう。
寝袋のような布団や着せるタイプの毛布などは、
寝冷えをさせない為には良いのですが、
子どもが暑がり、
眠りを妨げることもあるので注意が必要です。