学ぶ意欲を高める親のサポート術
家庭学習の習慣を身につけるには
低学年から始めるのがベスト。
毎日、勉強をすることが当たり前になれば
子どもは自分から積極的に学ぶようになります。
習慣化するためのポイントとは?
家庭学習のメリットの一つは、
親が子どもの勉強を見てあげることで
学校のテストの結果だけではわかりにくい
つまずきの兆候を見つけられること。
早期発見できれば、苦手意識の芽を摘みとれます。
低学年の家庭学習で親が気をつけるポイントは4つ。
あせりは禁物!
家庭学習をするときの
親のサポートの仕方次第で、
子どもの学習意欲はどんどん伸びます。
低学年のうちは急いで成果を求めすぎないことが大切。
あせらずじっくり子どもに
勉強をする習慣を身につけさせたい
決まった時間に決まった分量を毎日やり続けることで
習慣として身についてくる。
「10〜15分で終わらせられる程度の、無理のない分量に設定しておきましょう」
それが長続きするヒケツです。
子どもが勉強しているときは、
なるべくそばで見守ってあげて。
つまずきの兆候もすぐに見つけられるはず。
「忙しいご家庭でも、せめて毎日のマルつけだけは忘れずに」
子どものやる気が違ってきます。
勉強を始める時間や、やる分量などは、
一度決めたら、変更しない。
「子どもが勉強に慣れてきたので、1日にやるドリルのページ数を増やしたい」という場合は
親子で話し合って、
子どもが納得したうえで増やすこと。
子どもに同じ間違いや質問を繰り返されると
親としては思わず「何度言ったらわかるの!」などと言いがち。
そこはジッと我慢して、できたところは褒め
できないところはできるまでじっくり待つことが大切
この中で特に重要なのは
「毎日きちんとやらせること」です。
日によってやったりやらなかったりでは
いつまでたっても習慣として身につきません
勉強を始める時間、1日にやる分量などを
親子であらかじめ決めておきましょう。
教材はパズルやドリルなど、
短い時間で終わるものが理想的です。
学習時間は15分程度で十分ですが
低学年のうちは時間の感覚が乏しいので
1日にドリル◯ページと
具体的な分量で設定したほうがいいです。
子どもが問題を解いたら
できるだけ時間をあけずに
親がマルつけをしてあげましょう。
その際に「頑張ったね」「よくできました」などの
メッセージも書いてあげると
子どものやる気もさらに高まります。