安心子育てのお金術 Part 2
🐼
将来、子どもの未来のために
コツコツと貯蓄していくのは
大切なことです。
そのためには、いつまでも健康で
頑張らないといかんなと改めて思います。
あと20年は…、
長いなぁ〜
( ̄∀ ̄)
大黒柱!
おし、頑張っぞ!!
貯金? 保険?
お金の貯め方を考えよう
あなたは「学資保険」を利用していますか?
教育費用を貯める手段として、
貯金だけでなく保険も含めて、
お金の貯め方を考えてみましょう。
余裕があれば、保険も検討してみよう
お金を貯める場合、大きく分けると
「銀行に預ける」「保険に入る」の
二つの選択肢があります。
銀行に預ける場合、
利率のよい定期預金もありますが、
自己管理が苦手なら
月々決まった額が積み立てられる
自動積立がおすすめです。
「学資保険」や「低解約返戻金型終身保険」は
返戻率
(満期に受け取れるお金➗払い込んだ保険料の総額)
が100%を超えるので、
貯蓄として利用することができます。
保険は返戻率の高さや、
親が死亡したときに、
以後の払い込みが免除になるなどの
保証が魅力ですが、
途中で解約すると、
戻ってくるお金が払い込んだお金より
少なくなってしまいます。
貯金として考えると、
途中解約しても
元本(自分のお金)が保障される、
銀行に預けるのが基本です。
保険に入るときは途中解約しなくてすむよう、
月々の保険料をよく考えましょう。
学費を貯めるのが目的の場合は、
月々1万円〜1万5000円程度が一般的です。
学資保険
納めた保険料に応じて、
教育費が必要となる時期に
まとまったお金を受け取れる保険です。
自分で保険料を設定できるので、
ムリなく貯められます。
メリット
払い込み期間中に
契約者(親)が死亡した場合の保障があります。
貯蓄重視型の場合、返戻率が100%を超えます。
デメリット
子どもの加入年齢に制限があります。
子どもの死亡保障や医療保障を加えると、
貯蓄性が低くなります。
途中解約すると元本割れします。
低解約返戻金型終身保険
死亡保障の終身保険の中でも保険料が割安で、
払い込み完了年以降の返戻率が100%を超えるので、
貯金として利用できます。
メリット
解約せずに据え置くことができます
(学資保険はできません)。
時間が経つ程に返戻率が上がるので、
学費として使わなかった時に蓄えになり、
死亡保障も一生涯続きます。
デメリット
途中解約すると、大幅に元本割れします。
学資保険を途中解約する場合よりも、
返戻率が悪くなるでしょう。
万が一の時のために
子どもを安心して育てるには、
学費をつくることも大切ですが、
子どもが小さいうちは特に、
家計の担い手の「万が一」に備えることも必要です。
保険のうち、
死亡保障、収入保障などがそれにあたります。
また、子どもが他人をケガさせてしまった、
買い物中に商品を壊してしまった…など
日常のトラブルを保障する
「個人賠償責任保険」も保険料が安いので
入っていると安心できるでしょう。
子どもの成長と共に、必要な保障も変化します。
定期的に見直し、毎月の保険料は
収入の4〜6%にとどめましょう。
子どものために…といろいろ始めるまえに
これまで、
大学入学を見据えた学費の話をしてきましたが、
子どもを育てるためのお金は日々かかるものです。
2〜3歳になり、
そろそろ習い事をさせたいと
考えている人もいるでしょうし、
幼稚園にはじまり、
私立を受験するのか、公立の学校に行くのか、
選択を迫られる時期も遠くはありません。
そんな時、見切り発車するのではなく、
少し先を考えてみましょう。
教育に関する出費は「聖域」とも言われ、
一度始めると途中で削りにくく、
家計を圧迫しかねません。
結果、思うように学費が貯められなかったり、
保険を途中で解約せざるを得なかったりする
ケースもでてきます。
今はまだ、「まだまだ先のこと」と
思うかもしれませんが、
子どもの成長はアッという間。
そしてお金は急に増えません。
子どもが小さい今からなら十分
将来に備えることができますから、
家計と気持ちの整理を心がけてみてください。