寝る子は育つってホント?
🐼
寝る子は育つって
昔からいいますが
なんとな〜く
寝ることは、いいんだろうなぁと
実際にはよくわかりません。
( ̄▽ ̄)
なかなか寝ない子ども
睡眠の大切さを勉強しました〜
杉並堀ノ内クリニック院長/ 粂川好男先生
大人のライフスタイルの変化や
テレビ、スマホなどの影響もあって、
子どもの睡眠の質の低下が
大きな問題になっています。
睡眠の大切さ、知っておきましょう。
睡眠の役割
日々の睡眠は、体の疲れをとり、
脳を休ませ働きを回復させます。
また成長ホルモンなどの
ホルモンが盛んに分泌されたり、
免疫力を高めることも知られています。
睡眠は、生命を維持し、
子どもの脳や体を健やかに成長させるのに不可欠です。
まさに「寝る子は育つ」なのです。
眠りの深さにより、
2つの相に分けられます。
浅い眠り、体の眠りといわれ、
少しの刺激で目が覚める。
眼球が急速に動く、筋肉が弛緩する、
口を動かすなども。
夢を見るのも、この時。
乳幼児は、大人に比べ、レム睡眠の割合が多い。
ノンレム睡眠
深い眠り・脳の眠りといわれる。
入眠直後から
大人になると、ノンレム睡眠の時間(熟睡している時間)の割合が増える。
よい睡眠・悪い睡眠
質のよい睡眠とは、
早寝早起きの規則正しい睡眠、寝つきがよくて、熟睡でき、目覚めも良いことでしょう。
質の悪い睡眠とは、
不規則な睡眠、遅寝遅起き、睡眠不足など。
このような睡眠習慣は、
成長の遅れ、体力・認知能力・学力の低下、
注意や集中力の低下、日中の眠気や疲れやすさ、
イライラや落ち着きのなさの原因となり、
長期的には肥満や生活習慣病(糖尿病、高血圧)、
うつ病などの発症率を高めたりします。
個人差はありますが、
めばえっ子は昼寝を含め12時間程度の睡眠が必要で、
夜10〜12時間、昼寝0〜2時間くらいが目安です。
昼寝をしなかったり、睡眠時間が少し短い子でも、
日中元気に活動しているなら心配いりません。
理想は、「夜9時までには就寝、朝7時頃起床、午後1〜3時に昼寝」ですが、
遅くても夜10時までには就寝し、
最低9〜10時間のまとまった
睡眠時間を確保してください。
午後3時以降の昼寝は、
夜の就寝時間を遅らせる原因にもなります。
体の調節や成長に必要な成長ホルモンは、
夜10時〜深夜2時の間のノンレム睡眠時に
一番盛んに分泌されるといわれています。
夜10時には、熟睡してほしいですね。
よい睡眠を習慣化する方法
寝つきをよくするためには、
就寝時間をなるべく一定にし、
就寝前はリラックスしましょう。
最近「寝る前にストレスが加わると
体内時計が大きく乱れる」という研究報告が。
また光の刺激は、眠気を催すメラニンという
ホルモンの分泌を減少させるので、
夜遅くまで明るい光や、テレビ、スマホなどの
光を浴びないこと。
就寝時は、照明も暗くしましょう。
寝る前にぬるめのお風呂に入ると、
就寝時に体温が下がり、入眠しやすくなります。
寝る時に、絵本を読んであげても。
昼間体を動かして遊ぶことも大事です。
よい目覚めのためには、
起床時間をなるべく一定に早起きして、
太陽の光を浴びましょう。
朝の光はセロトニンという、
心身を安定させる脳内物質の分泌を高めます。
セロトニンには睡眠と覚醒のリズムを整え、
体内時計を調節する働きもあります。
早起きを1〜2週間続けると、
体内時計が徐々に朝方になってくるので、
早寝早起きが習慣化するでしょう。
子どもの睡眠は、
親の生活習慣や考え方に左右されます。
最も大切なのは、親がよりよい睡眠習慣を理解し、
子どもの生活サイクルをつくってあげることです。
ママ・パパへ一言
子どもの寝相が悪いのは、成長ホルモンの分泌が1つの原因といわれています。
寝つくと成長ホルモンの分泌が増え、体温が上がって体が熱くなり、布団を蹴飛ばしてしまうのです。他に、子どもは寝返りの回数が多いから、などともいわれますが、よくわかってません。寝相が悪いのは、元気に成長している証拠と考えて、かわいい寝顔を見ながら、時々、蹴飛ばした布団を掛け直してあげましょう。
🐼
子ども達は、
とにかく寝相が悪い
(>_<)
何度、顔を蹴られたことか
でも、成長ホルモンが分泌しているから
ヨシ!としよう
( ^∀^)