子どもが笑顔になる叱り方 2
🐼
昨日の続きです。
普段、子どもを叱ってますが
自分の叱り方を考えると
いろいろと気づかされるところがあります。
たまに、子どもが何回言っても
言うことを聞いてくれないので
自分がイライラするから
つい、子どもに当たってしまうという
まだまだ未熟な父親です。
(>人<;)
自分が、イライラするから
子どもを叱るんじゃなくて
子どもの為を思って
自分の事は自分でできるように
真っ直ぐに育って欲しいから
「叱る」のは親の
愛のムチだと思います。
まぁ、僕が小さい頃は、
親の言うことは、全く聞いてませんでしたが
(^ν^)
「親の心、子知らず」ですね。
7 なんでもない時に「あなたが大切」と伝えましょう
親子の間で、
基本的信頼感が日頃から築かれていれば、
多少叱り過ぎてしまっても、
子どもが深く傷つくことはありません。
心配なら、
ふだん親子で何気なく過ごしているときに
「お母さんが叱るのは、あなたを大切に思っているからなんだよ」と、
さりげなく言ってみるのもいいと思います。
お母さんのそうした言葉は、
子どもがいくつであっても心の奥に刻まれて、
安心すると思います。
8 叱る時には役割分担ができるのが理想です
子どもを叱った時には、
叱らなかった親が
後から助け船を出してあげられるといいですね。
わが家では、
妻が子どもを叱った時、
泣きべそをかいている子どもに
「パパと何か食べに行こう」と言っては、
子どもを外に連れ出して、
みつまめやアイスクリームなどを
食べさせてあげました。
そうして帰宅した時は、
妻も冷たくするのではなく、
「今日は、どんな美味しいものを食べてきたの」と
話しかけたものです。
そうすると、
子どもの心が自然に和んで、
癒されていたようです。
子どもを叱った時には、
このような「あうん」の呼吸で
母親と父親が対応できるのが理想です。
ただ、そうした役割分担は、
祖父母や親の友人であってもいいと思います。
親が信頼できる人ならば、
子どもの心を優しく受け止めて、
癒してあげることができます。
9 子育ては「待つ」ことが大切です
注意をしたのに同じことを繰り返す、
そんなお子さんの面倒を毎日みるお母さんは、
大変だと思います。
しかし、
「何度も繰り返し伝え、穏やかに子どもができるようになるのを待つこと」。
それが子育ての基本です。
小学生になって
おもらしをする子がいないように、
排泄や着替えなどは、
どの子も遅かれ早かれできるようになります。
親はゆったり構えて、
できるようになるのを待ちましょう。
そうすると、
自分で適切な行動をする力、
「自律性」が子どもに身につきます。
10 同じことを繰り返すのがめばえ世代です
3歳前後の子どもの場合、
親が一度注意をしても、
また同じことをしてしまうのが普通です。
また、
普段から周囲の大人たちに大事に
育てられている子どもほど、
叱られてもあまり傷つかないため、
してはいけないことを
繰り返す傾向があります。
だから、
もしあなたのお子さんが
何度も注意すべきことをするようなら、
それは順調に育っている証だと思ってください。
お子さんは信頼するお母さんの前だから、
安心して「自分がしたいこと」をするのです。
11 「私の子だから大丈夫」と思いましょう
「子どもが求める親になりたいという願い」と、
「求めたとおりの子どもに育ってほしいという願い」。
この2つの気持ちのはざまで揺れながら、
毎日子どもと接していく。
それを繰り返してなかで
親子関係は育まれていくのだと思います。
大事なことは、
子育ての理想と現実のあいだで生じる
不備や不足を補う努力をしていくことです。「子育てはいつでもやり直しができる」。
そう考えて、子どもと向き合ってください。
私は子育てに悩むお母さん方に
「あなたの子だから大丈夫と思いなさい」と
いつもアドバイスをしています。
「人を信じて、自分を信じる」。
それが、親子で幸せに生きていくことに
何よりつながります。
12 きょうだいゲンカはスポーツのようなもの
いいも悪いもありません
きょうだいゲンカ一種のスポーツで、
強い方が勝ち、弱い方が負ける。
それなのに何度でもやりたがります。
3人の男の子がいたわが家では、
小競り合いやケンカをよくしました。
そんな時、
私も妻もよほどひどいルール違反がない限り、
どちらかの子どもが泣くまで黙って見ていました。
そして、その時が訪れたら
「もう終わりなさい」と言って、
ゲームの終了を宣言。
そのうえで、
「ご苦労様。こっちへ来てジュースを飲みなさい」と
労って、気持ちが切り替えられるようにしていました。
どちらが悪いのか、
いいのかという判断は、
親は一切言わないことが大切です。
そうした親の判断は、
きょうだいや親子間の感情を
こじらせる原因になります。
13 きょうだいがいたら上の子を優先にしましょう
お母さんやお父さんは、
子どもが小さいうちほど、
下の子のほうに手をかけてしまうものです。
すると、
それまで愛情を独占していた上の子は、
何とも言えない淋しさを感じます。
できたら下の子が生まれた日から
「上の子優先」で育てましょう。
そうすると、「赤ちゃん返り」をせずに、
上の子も安心して、
下の子を可愛がるようになり、
叱らなければならない場面も減ると思います。
14 生きることは楽しいと 子どもに思わせてください
子育てで最も大切なことは
「根拠のない自信」を子どもの心に
たっぷりと作ってあげることです。
なぜなら、人はそうした自信を持つことで、
失敗や挫折をしても、
自分を見失わず乗り越えていけるからです。
また、自分に自信がある人は
他者を信じる力も強いので、
人とスムーズに触れ合うことができ、
楽しく生きていくことができます。
自分自身に対しての揺るぎない
こうした自信は、
人が幸せに生きていくために欠かせないものです。
だから何度も言いますが、
お母さんは叱るより、
お子さんをたっぷりと可愛がってください。
乳幼児期に親や養育者に無条件に愛され、
可愛がれるほど、
「根拠のない自信」は大きく育ちます。
子どもは皆、お母さんが大好きです。
お母さんがお子さんの喜びを
自分の喜びとして感じ、
お子さんと一緒にいる時間を
幸せに感じられたら、
それは子どもにとって大きな喜びとなり、
揺るぎない自信につながります。