親子で過ごすワクワク、ドキドキの時間が「想像力」と「好奇心」を育む
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子ども達は、なんでも興味を持ちます。
「これ、なぁにぃ?」とか
「どうして、こうなるのぉ?」とか
一つ一つ、分かりやすく説明していますが
たまに、どう説明してよいか困ることもあります😁
想像力は、豊かな方じゃないかなと思います。
紙粘土で🌏惑星を作って棒を刺して土台に立て宇宙のジオラマを作ったり自分で調べて惑星の一つ一つが色や大きさを考えてたり
元素記号の周期表を折り紙を使って種類別に色を分けて並べてみたり
そんな想像力や好奇心をもっと伸ばしてやるにはどうしたらいいか、勉強しました😁
おうちの方にとってはいつも通りの日常も
子どもにとっては
「どうして?」
「もっと知りたい!」がたくさん。
お子さんの想像力を豊かにして
好奇心を刺激する体験と
おうちの方の関わり方
お話 / 内田伸子 先生
「想像力」と「好奇心」を育む体験 1
やりとりをして遊ぶ
おうちの方とのやりとりを、見立て遊びやごっこ遊びを広げるきっかけになります。
やりとりを通して、人の気持ちを想像し、思いやりの心をもつことにもつながります。
1・2歳
関わり方のポイント
食べるマネをしながら「いただきます」「美味しいね」など、ふだんの生活を再現するような声をかけてみましょう。
3・4歳
関わり方のポイント
オモチャをおやつに遊ぶときは、「これはクリーム入りかなぁ?」など、想像が広がる声をかけてみましょう。
5・6歳
関わり方のポイント
「園の先生と園児」など、役割を意識してごっこ遊びを楽しむようになります。おうちの方も役になりきって遊びを盛り上げましょう。
「想像力」と「好奇心」を育む体験 2
絵本の世界に浸る
絵本を通して、お子さんはさまざまな世界を疑似体験できます。注意したいのは、お話の意味や文字を教えようとしないこと。親子で絵本の世界に入っていくつもりで一緒に楽しんでください。
イラスト/ 常永美弥
1・2歳
関わり方のポイント
順番通りに読み聞かせしようと思う必要は、ありません。ストーリーから外れて「キレイな🌷お花だね」など、描かれた絵に注目して楽しんでもいいでしょう。
3・4歳
関わり方のポイント
絵本の中に普段の生活や遊びに通じる場面があれば、「この間の○○と同じだね」と言葉をかけてみましょう。絵本の世界が実体験と重なることで、お子さんの経験がさらに豊かになり、好奇心と想像力を刺激します。
5・6歳
関わり方のポイント
理解力・想像力が発達するので、言葉を大切に、心を込めて読み聞かせて下さい。お子さんが文字を読めても、読むことと想像することを同時に行うのは負担がかかります。絵本の世界をゆったりと旅する気持ちで親子で楽しんで下さい。
「想像力」と「好奇心」を育む体験 3
コンサートや映画館に出かける
劇場で味わえる臨場感や一体感で、自分も登場人物のひとりになりきって楽しめます。お子さんが集中して観ているときは、声かけをなるべく控えましょう。
1・2歳
関わり方のポイント
舞台やスクリーンに登場するものに指を指して反応したら、「くまさんが出てきたね」などと、お子さんの気持ちを言葉にしてあげましょう。
3・4歳
関わり方のポイント
上映中にお子さんがおうちの方を見てきたら、笑顔で相づちを打つなどして、楽しさを共有していることを伝えるといいです。お子さんが安心して想像の世界を楽しめます。
5・6歳
関わり方のポイント
5歳後半頃から、お話を理解したり自分で語る力がグンと育ちます。鑑賞後、お子さんが感想を言ったり、物語の続きを想像して語り始めるかもしれません。ただ、大人でもすぐ感想を言うのは難しいものなので、強制するのは禁物です。お子さんが何も言わなければ「楽しかったね」と伝えるだけでいいです。
想像力と好奇心は、学ぶ力の土台です。
普段の生活や遊びの中で五感を使った体験をしたり、絵本を通した疑似体験をする事で子どもの経験は豊かになっていきます。
経験が豊かになると、想像力も豊かになります。想像力があれば、これまでの経験や知識を期に、自分で想像し、考えることができます。さらに好奇心旺盛なら、想像したことを試そうと行動に移せます。想像力と好奇心は、学ぶ力の土台になっていくのです。
お子さんの想像力と好奇心を育むうえで大切なのは、普段のおうちの方の関わり方です。
すぐに答えを教えず、考える余地を与えること。そして、お子さんが気づいたことや考えたことを受け止める、共感的な姿勢。
こうした関わり方を意識して、親子で日常体験を楽しみながら、想像力と好奇心を育んでいきましょう。