新米パパたかしの奮闘日記

どうも、たかパパです。ママと6歳の息子と2歳の娘と暮らしています😁まだ新米のパパですが父親としてブログを通して勉強していけたらと思っています。ブログも始めたばかりなのでこちらも勉強しながら運営していけたらと思います。宜しくお願い致します😁

子どもが急に発熱! 注意したい春の風邪って?

🐼

娘が風邪を引いてしまいました。

熱は、ないんですが

鼻水が出て

拭いても、拭いても

タラ〜と

本人は、いつもと変わらず

元気100倍で走り回ってるので

大丈夫だと思いますけど

症状が悪くならないように気をつけなくては。

 

 

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杉並堀ノ内クリニック院長/ 粂川好男先生

 

風邪

寒い時期と思いがちですが、

暖かくなる前にも流行ります。

なかにはただの風邪と安心できない病気も。

どう対応するといいでしょうか。

 

春の風邪の特徴

風邪を定義すると「咳、鼻水、のどの痛み、発熱などの症状が出て、数日〜1週間程度で自然治癒するウイルスの感染症」となります。

冬ほど大流行もなく重症化することは少ないものの、

春先もいろいろなウイルスの感染症が流行します。

多くは軽く済みます。

ただ高熱が続くケースや、ヒトメタニューモウイルスというウイルスが、乳幼児では風邪症状(咳や鼻水、発熱を伴うこともある)から気管支炎や肺炎を引き起こし、入院になることも多いため注意が必要です。

また時に、溶連菌(ようれんきん)感染症という細菌の感染症が紛れ込むことがあるため、気をつけなくてはいけません。

冬から春にかけてが多く、

38℃以上の発熱と、

のどの痛みが主な症状で、

咳や鼻水はあまりありませんが、

きちんと治療しないと

腎炎やリウマチ熱などの合併症を

引き起こす心配があり、

ただの風邪か溶連菌かの鑑別が重要になります。

小児科医であれば、

問診と診察所見でだいたいの診断がつき、

迅速検査で確定診断できます。

確定したら、抗生剤による治療が必要です。

 

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病院に行く目安は?

⓵  38℃以上の発熱が3日以上続く

ただの風邪はだいたい2〜3日で熱が下がるので、

溶連菌感染症川崎病など、

ただの風邪ではない可能性がある。

 

⓶  発熱とのどの痛みが強い

溶連菌感染症が疑われる。

 

⓷  咳がひどくて息苦しい・眠れない

気管支炎や肺炎が疑われる。

 

このような症状は、病院へ。

よほどの場合でなければ、

平日の日中の受診で間に合います。

高熱でぐったりとして嘔吐を繰り返したり、

けいれんを起こしたりした時は、

夜間や休日でも救急受診をしてください。

風邪の根本的な治療はありません。

栄養や水分、

睡眠や休養をとって、

免疫の力で自然治癒するのを待つことです。

 

★  風邪薬は、対症療法でしかなく、乳幼児に          は、効果はあまりないとされています。

 

★  発熱は、病原体と戦おうとする体の防御反応であるため、解熱剤の使い過ぎは病気を長引かせる原因にもなりえます。

 

★  抗生剤は風邪につは効きません。抗生剤の多用は、のどや腸管の正常な細菌叢を破壊して免疫力を弱めたり、耐性菌を増やすなど多くの問題点があります。小児科外来で抗生剤を使うのは、溶連菌感染症や重い中耳炎くらいです。

 

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家庭でのケア

一番大切なのは、

親が具合の悪い子どものそばに、

できるだけ寄り添ってあげることです。

水枕で冷やしたり、

食事や水分を取らせたりと、

身の回りの世話をしてあげましょう。

子どもは安心し、当然、自然治癒力もアップします。

春の風邪は、

誰もが感染を繰り返し、

免疫を獲得していくものです。

乳幼児は、

年間に10日前後風邪を引くといわれています。

薬に頼るのではなく、

親子の力で乗り越えていくことで、

子どもは回復し、

信頼関係や愛情も深くなるはずです。

もちろん手洗い・うがいを習慣化して、

不用意に引かないことは大切ですが、

風邪を引いたらその度に、

子どもは体も心も強くなっていく

思ってください。

 

ママ・パパへ一言

「冷却ジェルシート」に

解熱効果はありませんが、

気持ちがいいなら額に貼っても。

38℃以上の発熱の時は

熱がこもらないよう比較的涼しい格好にし、

時々部屋の換気を。

熱がある時の食事は、

食べやすいもの・好きなものを、

様子を見ながら食べられる量を。

水分も好きなもの、

できれば塩分が少量入っているものを

少しずつ与えましょう。

1歳以上の子の夜の咳は、

小さいスプーン1杯のハチミツを

お湯に溶かして睡眠前に飲むと減少します。

ただしハチミツは、

1歳未満児にはボツリヌス菌感染の

危険があるので与えないでください。