新米パパたかしの奮闘日記

どうも、たかパパです。ママと6歳の息子と2歳の娘と暮らしています😁まだ新米のパパですが父親としてブログを通して勉強していけたらと思っています。ブログも始めたばかりなのでこちらも勉強しながら運営していけたらと思います。宜しくお願い致します😁

ひとりっ子・きょうだいのいる子の育て方 2

🐼

子ども達への接し方は難しいですね。

どうしても2歳の娘に手がかかるので

息子への関わり比重が少なくなります。

別にひいきをしているつもりはないんですが

息子に寂しい思いや我慢をさせているのかなと

感じる時もあります。

息子よ、ゴメンな。

パパが休みの時は一緒に遊ぼうね。

 

きょうだいへの接し方を勉強しました。

 

 

 

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他の家庭の子育てを知ろう

他の家庭の育て方や意見にふれると、

子育ての考え方や方法が広がります。

自分の過干渉や、

きょうだいへの不公平な接し方に気づくことができたり

「これでいいんだ」と

育児に自信や余裕をもつ、

きっかけになることも。

 

 

人間関係を広げて地域全体で見守りを

子どもを親の目の届く範囲に置けるのは

小さいうちだけ。

小学生になると子どもの行動範囲は一気に広がります。

そうなった時、

地域にわが子を「◯◯さん家の△△ちゃん」と

見知ってくれている人がいるかいないかでは、

大きな違いがあります。

地域の大人みんなで子どもを見守るような、

人間関係を今から広げていきましょう。

子どもの社会も同時に広がります。

 

 

家族の中で意識してほめ合う

家族の欠点を話題にするのではなく、

長所に目を向けてほめるように意識転換を。

それぞれの良いところに光を当てれば、

きょうだい、親子、夫婦が

お互いを尊重することができます。

長い付き合いの家族だからこそ

「良いところ」を見ていきましょう。

 

 

自分の「怒り時間」を把握

自分が家族の誰かによく怒るようなら、

怒るタイミングや時間を調べてみて。

通園の支度で怒るのなら

子どもに実力以上の期待をしていないか

見直し手助けすることで解消できます。

怒る原因は相手にあるように見えて、

実は期待しすぎや忙しさなど

自分に原因があることが多いのです。

 

 

いろんな人を巻き込みながら子育てをする

子どもがひとりでも、きょうだいであっても、

親が感情と理性を十分に働かせながら

育てていくためには、心のよとりが必要です。

育児がつらいときは、

パートナーはもちろん、周りの人間関係や、

自治体の子育て支援サービスなども頼りましょう。

無理をしすぎないで、

助けを頼むのも子育ての大事な知恵です。

 

 

こんな時はどうすればいいの?

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ひとりっ子には親の肩の力が入り過ぎてしまったり、

きょうだいの子育てではもめ事が多かったり…。

それぞれに悩みの種はさまざまですが、

この記事を解消のヒントにしてください。

 

 

Q  ひとりっ子なので、

     子ども同士で遊ばせたいのに、

     大人や遊び場のスタッフとしか遊びません

 

A   親が手伝ってあげましょう

もともと、2歳頃は

「子ども同士で遊ぶ」ということは

難しい年代です。

初対面や慣れない場所では尚更なので、

多くを期待し過ぎないこと。

いろいろな子ども達がいる雰囲気を味わい、

他の子ども達の遊びを見ているだけでも、

よい経験になっています。

遊び場では、大人やスタッフの人は

自分に合わせてくれるので、

安心できるのでしょう。

子ども同士の関わりをもってほしいなら、

親が「◯◯ちゃんも、一緒に遊ぼう」と

友だちを誘うなどして、サポートしましょう。

個人差はありますが、親(安心できる人)が

仲介したり仲間になったりすることが大切なのです。

 

 

Q  友だちのオモチャを取ってしまい、

     相手が泣いても気にしません。

     ひとりっ子でも、

     わがままな子にしたくないのに…。

 

A  まだわからない年齢。教えてあげて

ひとりっ子でもきょうだいがいても変わりません。

自分が興味をもったもの(オモチャ)しか

目に入っていないのです。

でもその時に大人が

「お友だちが使っているよ」

「貸してって言おうね」

「お友だちが泣いているよ」など、

言葉にして伝えていくと、

相手の存在や都合に気がつくようになっていきます。

ただ、できれば、オモチャの数を用意して

余計な取り合いをしないで遊べるように

してあげるとよいですね。

 

 

Q  下の子が上の子の遊びに入りたがりますが

     上の子は拒否。どう仲裁する?

 

A  予想して下の子ども用を準備

下の子にとって兄や姉は憧れの対象なので、

同じことをやりたがるものと心得て。

上の子がお絵かきをするなら、

下の子も同じ遊びができるように道具を用意。

上の子が我慢したり譲ったりしなくても、

それぞれに楽しく遊べるように配慮しましょう。

そのうち下の子の面倒を見ることもありますが、

そんな時は上の子へのねぎらいの言葉を忘れないで。

 

 

Q 「妹ばかりかまっている」と上の子が言いますが、

     下の子が不器用な時は仕方がないですよね?

 

A  目配りは平等に。上の子も気にかけて

上の子が不公平に感じて訴えているのですから

決して軽く流さないで。

よく話を聞いて、

謙虚に接し方を振り返ってみましょう。

「この子は不器用、あの子はしっかり者」

というふうに見方を固定しているかもしれません。

固定が極端になると上の子を放任、

下の子は過干渉になることも。

同じ時間数を使うというのではなく、

その子が必要な時に必要な対応ができるように、

平等に目配りを。

 

Q  上の子ばかり怒っていると言われます。

     自分でできるように

     しつけをしているつもりなのですが…。

 

A  できること・できないことを見分けて

怒る前に、本当に怒る必要があるのか、

一呼吸おいて考えて。

下の子に手間がかかる分、

上の子に年齢以上の自立を

期待しているのかもしれません。

そもそも怒ってばかりでは、

自信を失わせ、

かえって自立を遠ざけてしまいます。

「できるはず」ではなく、

「この子は、今どこまで出来るのかな」

という見方をしてみて。

その上で、出来た事を褒めてあげましょう。

自信がついて、親が見ていてくれるなら

次のステップにも挑戦していくことでしょう。

怒り顔ではなく、笑顔で励ましてあげましょう。

 

 

Q  きょうだいゲンカがドタバタと激しいのですが、

     親はどうすればいい?

 

A  親はきょうだいの間を繋ぐ橋になる

まず、無用なトラブルは避けたいものです。

ケンカになりそうと予想ができるなら

予防策を講じましょう。

ケンカが起きてしまったら、

両方の気持ちを言葉にして

説明してあげるといいですね。

親が自分の気持ちをわかってくれたと思うだけで、

満足感があり、ケンカを引きずらなくても済みます。

幾分かは相手を理解することにも役立つでしょう。

ケンカをやめさせる目安は、危険かどうかです。

そのままにしていると危ないようなら

問答無用で引き離しましょう。

 

 

Q  ひとりっ子でおとなしいので、

     近所の乱暴な子によく泣かされます。

     遊ばせないようにするのは過保護?

 

A  遊びを楽しんでいるかどうかを見て

わが子の涙を見ると悲しくなりますが、

泣いた・泣かされたは、

お互い様と考えたいところです。

まず、乱暴(危険)な行動には

「危ないからこうしようね」と

周囲の大人が教えましょう。

それからお子さん自身がその子と遊ぶのを

楽しんでいるかどうかがポイントです。

様子を観察して、

少し泣いてもケロッとして遊び始めるようなら、

親が過敏になっているのかも。

お子さんにその子と遊ぶのが楽しいのか

聞いてみるといいでしょう。

本人が嫌がるなら無理することはありません。

 

 

Q  ひとりっ子の息子が可愛すぎて、

     将来子離れできないかも…。

     どうすればいい?

 

A  たっぷりの愛情で、よい環境作りを

子どもが可愛いのは素晴らしいこと。

子離れを心配するよりも、むしろその愛情で「将来、どんな人間になってほしいか」

「その為にどんな環境、どんな接し方がいいのか」

を考えてみて。

家庭・保育園 / 幼稚園・学校だけが

子どもの環境ではありません。

例えば地域に子ども達で協力し合ったり、

年下の世話をしたりしながら

思い切り遊べる場所があれば、

創造性、

コミュニケーション能力、

思いやりなど多方面が育てられます。

今、そういう場所がなくても、

子ども達の為に親や大人達が協力し合えば

作れるのではないでしょうか。

これからお子さんはどんどん成長していきます。

子育てを通して親もまた成長し、

世界が広がっていきます。

共に育っていけば、子どもが親離れする時、

寂しさは味わいながらも成長の喜びとして

受け止め、子離れができると思います、

 

 

 

ひとりっ子・きょうだいのいる子の育て方

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昔から

「ひとりっ子は〜」「上の子は〜」というふうに、

子どもの数やきょうだいの順番で

性格が決まるように言われることがあります。

親には気になる話ですが、

果たしてどこまで真実味があるのでしょうか?

 

ひとりっ子でも

きょうだいがいても

子ども自身に違いはありません

「上の子だからしっかり者」

「ひとりっ子だからマイペース」のような言い方を

そのまま信じるのはちょっと待って。

世の中にはマイペースな上の子、

しっかり者のひとりっ子もたくさんいます。

個性や性格は子どもの数や順番で決まるほど

単純ではありません。

子どもは親への信頼感を土台に、

環境(人・物・自然など)の影響を受けて育ちますが、

特に親や周囲の大人の接し方が

人格の形成に大きく影響します。

「こんな人になってほしい」と願い、

そのためにどんな接し方をしているかが

大事なのです。

「きょうだいがいる・いない」ではなく、

あくまでも親が、「その子自身を見る」ことが

子育ての基本と心得ておきましょう。

 

「親の接し方」の違いを知るのは

子育てのヒントになります

子ども自身に違いはなくても、「親の接し方」は

きょうだいの有無や生まれる順番で

変化しやすいものです。

ひとりの時は余裕をもって接していたのが、

下の子が生まれると手が回らなくなるという

実際的なことだけではありません。

例えばきょうだいなら、上の子は実際の年齢以上、

下の子は年齢以下に見ている、

ひとりっ子なら親の関心が集中して干渉し過ぎるなど、

接し方に違いが出やすいのです。

育児の最中は親としての姿勢を

客観的に見るのが難しいものです。

でも、どんな違いがあるのかを知っておくと、

今後の子育てのヒントになるはずです。

 

 

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従来ひとりっ子は、親に比較的余裕があることから

子ども中心になりすぎると言われていました。

ところが最近はその逆の、

子どもの存在感が小さすぎる家庭も目立ちます。

 

過干渉や要求の受け入れすぎに気をつける

過干渉とは子どもがやろうとすることを先回りしたり、

手や口を出しすぎたりすること。

成長のために試行錯誤や失敗は大事な経験。

「手出しせずに見守る姿勢」を心がけましょう。

また子どもの要求を受け入れすぎてしまう傾向も。

保育園や幼稚園に入っていると

「家では甘やかしてもいい」と考えがちですが、

家と園では別ものと考えて。

ひとりっ子だと、

親や祖父母など周りの大人の願いが集中して、

子どもの重荷になる場合もあります。

周りの大人も含めて、

どう育てたいかを話し合いましょう。

 

大人の生活を優先しすぎず、子どものペースにも配慮

夫婦の生活に子どもが加わったら、

子ども中心の生活になるというのが

従来の家庭観でした。

ところが近年、

大人だけのスタイルを

ほとんど変えない家庭も見かけます。

例えば食事はほとんど外食、

部屋には子どもらしい空間がないなど、

子どもの存在感が薄く感じる生活です。

でも子どもの体や心の健康や

生活習慣の習得などのためには、

生活リズムや遊びなど環境全体を

子どもに寄り添って整えることも大切です。

まずは、子どもにどんな家庭を作ってあげたいか、

将来子どもにどんな生活観をもってほしいかを考え

毎日の生活を見つめなおしてみましょう。

 

いろいろな大人や子どもと

ふれ合える機会を用意したい

きょうだいがいると、

おうちでも子ども同士で関わることができて、

社会性を学ぶ機会にも恵まれます。

さらにきょうだいの友だち、その親…と、

特に意識しなくても子どもの人間関係が

広がりやすいですね。

ひとりっ子の場合は、

どうしても人と関わる機会が少なくなりがちです。

年齢も個性もさまざまな人たちを

日常的に肌で知ることができる環境を

意識的に作っていくためにも、

子育て広場や園庭開放、公園など、

他の親子がいる場に積極的に出ていきましょう。

 

 

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きょうだいは、

遊んだりぶつかったりしながら

社会性を学ぶこともできますが、

親の愛情を比べて不公平感をもつことも…。

不公平感を与えないようにする親の接し方を

心得ましょう。

 

弟や妹が生まれた時は上の子のフォローに心を砕いて

弟や妹が生まれると上の子の世界は一変します。

親、特にママが赤ちゃんに

奪われたように見えるのです。

ですからおうちの方、

特にお母さんは上の子が安心できるように

可愛がってあげて。

親への不安がなくなれば、

その子なりに赤ちゃんを家族として

受け入れることができ、

赤ちゃん返りがあっても、やがて卒業します。

 

年子の場合

お兄(姉)ちゃん扱いは無理。

双子だと思って育てましょう。

 

2歳差の場合

半分は赤ちゃん、半分はお兄(姉)ちゃんという

意識で。

 

3歳以上の場合

上の子が年齢以上にしっかりして見えて放任しがち

心して上の子を優先するような配慮が大切。

 

「お兄(姉)ちゃんだから」と求めるのは親の甘え。

家族の位置を固定させないで。

上の子には、

親も頼りにして我慢させることがよくあります。

そんな時「上の子だから当然」と考えるのは、親の子どもに対する甘えです。

頼りにした時はキチンと感謝を伝えましょう。

上の子は親に頼られているうちに

「しっかりした」面をもつこともあります。

ただその面ばかり見てしまうと、

上の子は甘えを出せない、

下の子は何歳になっても頼りにされない、という事も。

家族は「頼りになる子・頼りない子」、

「主張する人・譲る人」のように

立ち位置が固定しがちです。

不満がたまる原因にもなるので、

時々子どもの不満がたまる原因にもなるので

家族内の人間関係が

固定化 してしまわないようにしましょう。

 

子どもの話に耳を傾け

「不公平感」をくみとって接し方を振り返る

たいていの親は、

子どもが不公平感を抱いていても気がつきにくいもの。

「お兄(姉)ちゃんばかり◯◯してもらっている」

「弟(妹)に甘い」などと、

子どもが不満を訴えた時は、

接し方を振り返るよい機会です。

真摯に受け止めましょう。

親のほうから

「どう思う?」と聞いてみるのもよいですね。

大人になっても仲の良いきょうだいでいるためには

日々の不公平感の解消は大事なことです。

 

 

強い歯・いい歯の育て方 2

🐼

娘の歯みがきをしようと歯ブラシを持つと

逃げ回って

なかなか捕まえる事ができません

娘は、追いかけられるのが楽しいらしく

益々、必死に僕の腕をかいくぐって

逃げてしまいます。

「あ〜、もうっ!」

(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

 

 

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歯の生え方

・上下8本の前歯が生えそろい、

    食べ物を噛み切れるようになる。

・ 奥歯が生え始める(第1乳臼歯)

 

おうちでのケア

・ コップでお茶や水を飲んで

     口の中をキレイにする練習を。

     おうちの方による歯みがきをスタート。

・ 奥歯が生えたら、

     子どもに歯ブラシを持たせ始める

 

検診・歯科医院でのケア

・ 1歳になったら歯科医院デビューを。

・ 1歳6ヶ月検診でむし歯のチェックを。

・ 正しい歯ブラシやフロスの使い方を教わろう

 

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歯の生え方

乳犬歯(前歯と奥歯の間の尖った歯)が生えて

食べ物を噛み切れる力がアップ。

上下合わせて歯が16本に

 

おうちでのケア

自分で磨く練習をすすめながら、

おうちの方が仕上げみがきを。

 

検診・歯科医院でのケア

3ヶ月に一度、

歯科医院でむし歯のチェックを続ける。

 

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歯の生え方

第2乳臼歯(乳歯の中で一番奥に生える歯)が生え

乳歯20本が生えそろう

 

おうちでのケア

・ 自分で磨けるようになっても、

     まだ仕上げみがきは必要。

・ 指しゃぶりが癖になっているときは、

    手や口を使う遊びを増やすなどして、

    指しゃぶりの回数を減らしていく。

 

検診・歯科医院でのケア

・ 3歳児検診

・ 歯並びが気になるときは相談を。

 

 

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汚れのつきやすい場所や、

年齢ごとにむし歯になりやすい場所は、

ある程度決まっています。

1〜2歳では上の前歯、

2〜3歳では奥歯の噛む面の溝、

4歳前後は奥歯の歯と歯の間は

特に注意が必要なポイント。

 

子どもが嫌がって長い時間磨くことが難しい場合でも

重点的に磨くようにしましょう。

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Q  仕上げみがきのとき、泣いて磨かせてくれません

A

3歳ぐらいまでの子は泣いてしまうことが多いですが、

焦って怖い顔でゴシゴシと磨こうとせずに、

楽しい歌を歌いながら笑顔で磨いてあげてください。

寝かせて磨くときは、磨く順番を決めておき、

時間をかけずに効率よく済ませることが大切です。

 

 

Q  仕上げみがき後のうがいが、

     まだできない場合はどうすればいい?

A

うがいができなくても、特に問題ありません。

気になるようでしたら、

口の中をガーゼなどで拭いてあげてください。

うがいの練習は急いで取り組む必要はないので

お子さんができるようになったタイミングで、

つばを吐き出すことから始めていきましょう。

 

 

Q  転んで顔を強く打ち、歯が折れてしまいました。

A

適切な処置をすれば再び接着できる場合もあるので

欠けた歯を水(根元から抜けた場合は牛乳)につけて

すぐに小児歯科へ。

歯が欠けていなくても、

位置がずれてグラグラしていたり、

根が折れていたりするケースもあるので、

受診することをおすすめします。

 

 

Q  指しゃぶりがやめられず、

     歯並びに影響しそうで心配です。

A

3歳頃までの指しゃぶりが

歯並びに影響することはほとんどありません。

手や口を使う遊びを増やし、

寝付くまで手を握ったり、

絵本を読んだりして安心させてあげましょう。

ただし4歳を過ぎても続く場合や、

指にタコができるほど強く吸う場合は

注意が必要です。

 

 

Q 「フッ素は体に悪い」と聞き、

      使用をためらっています…。

A

歯科で使われるフッ素は、

ガラスを溶かすような

フッ素化合物とは別の性質のものなので、

通常の使用量であれば問題ありません。

むし歯予防のためのフッ素塗布や

フッ素入り歯みがき剤の使用は

安全性が確立されていて、

世界保健機関(WHO)なども推奨しています。

 

 

Q  親にむし歯があるとき、

     子どもにうつさない為に気をつけることは?

A

むし歯菌は奥歯が生え始める1歳半から

2歳半の間にうつることが多いので、

この時期はおうちの方が一度噛んだものを与えたり

スプーンを共有したりするのはなるべく避けましょう。

大人のむし歯菌を減らしておくことが大切なので

子どもと一緒にむし歯予防を。

 

 

Q  歯に穴があいていなければ、

   「むし歯はない」と考えていいですか?

 

むし歯は急に穴になるわけではなく、

初期は白くなり、

その後に茶色くザラザラした状態に変わって

穴になります。

レントゲンでしかわからないむし歯や

見つけにくいむし歯もあるので、

歯に穴があいていなくても

3ヶ月に一度のペースで定期健診に行きましょう。

 

 

Q  歯医者に行くのを怖がってしまうのですが、

     どうすればいい?

 

子どもが泣いても上手に対応できる

スタッフのいる小児歯科の受診をおすすめします。

叱るときに

「歯医者で痛くしてもらうからね」と言うなど、

歯医者を「怖い」と思わせずに、

「歯をピカピカにする正義の味方」という

楽しいイメージをもたせてあげてください。

 

 

 

強い歯・いい歯の育て方

 

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一生、健康な歯で過ごせるように、

子どもの歯はしっかりケアしてあげたいですよね。

ハミガキを嫌がったり、

甘いものばかり食べたがったりして、

なかなか思うようにはいかないもの。

むし歯予防のポイントを紹介!

 

永久歯を守るには乳歯からのケアが大切

乳歯はいずれ生え変わる歯ですが、

だからといって、

むし歯になってもよいというわけではありません。

乳歯がむし歯になると、

歯が痛くてしっかり噛むことができなくなり、

子どもの発達に必要な

栄養の吸収が悪くなることがあります。

また、

永久歯の歯並びに悪影響が出ることもあるので、

乳歯のうちから日々のケアを大切にして、

むし歯になってしまった時は、

そのままにせず早めに治療しましょう。

 

1歳になったら歯科医院デビューを

むし歯予防のためには、

かかりつけの歯科医をもち、

それぞれの年齢にあった

指導や処置をしてもらうことが大切です。

特に気になることがなくても、

1歳になったら歯科(できれば小児歯科)を受診し、

その後は3ヶ月に一度、定期健診のに行って

むし歯や歯並びのチェックをしてもらいましょう。

歯科医院はむし歯になってからではなく、

予防の為に行くところだという

意識がもてるといいですね。

 

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「口の中にむし歯菌がいる」

「むし歯のエサになる糖質がたくさんある」

「飲食の回数が多い」

「歯の抵抗力が弱い」

という4つの要素が揃うと、

むし歯ができやすくなります。

ここで紹介する4つの合わせ技で、

これらの4つの要素をバランスよくクリアして

むし歯ゼロを目指しましょう!

 

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寝る前の歯みがきはていねいに

歯みがきは毎食後にするのが理想ですが、

回数よりも質を重視して、

1日に1回だけでも丁寧にみがくことが大切です。

寝ている間はむし歯になりやすいので、

夕食後や寝る前の歯みがきは念入りにしましょう。

歯ブラシを持つのと反対の手で唇を持ち上げ、

歯が見える状態でみがいてください。

 

みがく順番を決めてみがき残しをなくす

前歯の近く(特に上側)は感覚が敏感で、

触られるのを嫌がる子が多いので、

感覚の鈍い下の奥歯

上の奥歯

下の前歯

上の前歯の順にみがくのがおすすめです。

奥歯は噛む面を先にみがいてから、

ほお側、裏側(歯ブラシはななめに当てる)を

みがくようにすると、みがき残しをなくせます。

 

歯ブラシの選び方

・  ヘッドが小さく、ブラシの丈が短いものを選ぶ

・  本人用とおうちの方の仕上げみがき用の2本を用意

・  1〜2ヶ月を目安に、毛先が広がったら交換する

 

仕上げみがきは頭をしっかり固定して

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口の中がよく見えるのは、寝かせた姿勢。

頭を膝に乗せて安定させるとみがきやすい。

 

歯ブラシの持ち方は、鉛筆と同じ。

ギュッと強く握ると動かしにくいので、

軽く握って。

 

 

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甘いお菓子の与えすぎに注意

むし歯菌は糖質をエサにして

むし歯の原因をつくるので、

おやつに含まれる砂糖の量を減らすことも重要です。

歯にくっつきやすいものや、キャンディなど

口の中に入れている時間が長いものはできるだけ避け、

栄養を補える

炭水化物や乳製品などを取り入れましょう。

 

飲み物に含まれる糖質にも気をつけて

お菓子は控えても、

意外と見落としがちなのが飲み物です。

果汁飲料や乳酸菌飲料

スポーツ飲料にはたくさんの糖質が含まれていて、

幼児期にこの甘みに慣れてしまうと、

むし歯、偏食や肥満にもつながるおそれがあります。

ノドが乾いた時には、水かお茶を飲む習慣を。

 

 

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口の中が酸性になる時間を短くしよう

飲食の回数が多くなると、

口の中が酸性になって

歯の成分であるカルシウムなどが

溶け出す時間が長くなり、

むし歯になりやすくなります。

甘いものはだらだら食べたり飲んだりせず、

おやつは1日に1回を心がけましょう。

特に、寝ている間は唾液が少なくなり、

口の中がむし歯のできやすい状態になるため、

寝る前は水やお茶以外の飲食は避けて。

 

 

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フッ素塗布と歯みがき剤を組み合わせて

フッ素には、歯質を強化して

むし歯になりかかった部分の回復(再石灰化)を助け、

むし歯菌の働きを抑える効果があり、

世界で広く使われています。

1歳頃から、家庭では歯みがきの時に

フッ素入りの歯みがき剤(1回の使用量は歯ブラシに半分程度)やスプレーを使い、

3ヶ月に1度は歯科医院で

フッ素塗布をしてもらうとよいでしょう。

 

 

うがいができない(苦手な)

子向けのスプレーや泡のタイプと、

うがいができる子向けの歯みがき剤があります。

 

 

夏の皮膚トラブル

🐼

前回に続いて夏ならではの健康トラブルです

子ども達はよく動き

よく汗をかいて遊びます。

皮膚が健康であるように

早めのケアを心がけていきたいですね

 

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皮膚は体の外の菌や有害物から

体の内部を守る大切なバリアですが、

夏は汗や細菌、虫さされなど

トラブル材料が満載です。

健やかな皮膚を早く取り戻すには

「早めのケア」と

「爪でかかない」ことが大切です。

 

 

早めのケアが大切

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あせもは汗や皮脂などが

汗腺に詰まって起きる炎症で、

赤いボツボツや水ぶくれが首などにできます。

オムツかぶれはオムツの蒸れと

オシッコの刺激でお尻が赤くなります。

 

ケア

あせもは汗を頻繁に拭いて皮膚を清潔に保ち、

部屋は汗をかきすぎない室温に。

オムツかぶれはシャワーでお尻を洗い、

乾燥してからオムツを。

治りにくい時は小児科へ。

 

カンジダ性皮膚炎かも

オムツかぶれに見えても、

真っ赤になってジクジクする時は

カンジダ性皮膚炎や

溶連菌性皮膚炎のこともあります。

怪しい時は早めの受診を。

 

 

薬でキチンと治療

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化膿菌によるもので、

強いかゆみのある水疱ができ、

すぐにつぶれてジクジクします。

出てきた汁に強い感染力があるため、

他の皮膚につくと「飛び火」のように感染します。

 

ケア

シャワーで皮膚を清潔にした後、

処方された抗菌薬を塗り、

抗菌薬を服用します。

医師の指示どおりに薬を使って

完全に治さないと再発することがあります。

 

感染の予防を

接触で他の子どもにも移るので、

家庭でもタオルなどの共用は避けます。

浴槽に入るのは水疱が乾いてから。

それまではシャワーで皮膚を清潔に保って。

 

 

小さくて硬いイボ

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直径1〜3ミリほどの硬いイボができます。

かゆみや痛みはなく、

放置しても半年から1年で免疫ができて治りますが、

イボの中にウイルスがあるので

潰すと増えていきます。

 

ケア

数が少ないうちに皮膚科で取ってもらうのが賢明。

特殊なピンセットでつまんで取りますが、

麻酔シールを使うとあまり痛みません。

 

ステロイド軟膏は要注意

水イボはステロイド薬を長期間使うと増加します。

ステロイド軟膏を使う時は、1週間以内にし、水イボには塗らないように。

 

 

初夏から要注意

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急に大量の紫外線を浴びると

皮膚が火傷と同じようなダメージを受けます。

およそ1日経つと落ち着きますが、

ひどく痛がる時や水ぶくれになったら、

小児科か皮膚科を受診。

 

ケア

赤くなってヒリヒリしている時は

おしぼりなどでほてりを冷やし、

保湿剤を塗ります。

水ぶくれになっている時は、

処方されたステロイド軟膏で炎症を治療します。

 

UV対策を怠らない

日差しが強い時は

子ども用の日焼け止めクリーム、

帽子、長袖、長ズボン、日傘などで予防。

子どもは皮膚が薄いので配慮が必要。

 

 

蜂に刺されたら診察を

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子どもは蚊の成分に免疫がないため、

蚊に刺されただけでも赤く腫れたり

水ぶくれができたりします。

強い毒をもつ蜂では

ショック症状を起こすこともあるので、

注意が必要です。

 

ケア

蜂に刺されたら粘着テープや

トゲ抜きで毒針を抜き、急いで受診を。

蚊の場合、冷湿布で冷やし、

かゆみ止めの薬やシールを使って

皮膚を掻かないように。

爪は切っておきます。

 

虫よけ薬は洗い流す

皮膚に塗る虫よけ薬は塗ったままにせず、

こまめに洗い流します。

ベビーカーに吊り下げる虫よけ薬は、

子どもに触らせないで。

 

 

塗り薬  MEMO

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いったん手の甲にのせてから

軟膏は、親の手も患部もキレイに洗ってから塗ります。

必要量をいったん親の手の甲にのせ、

そこから少しずつ取って塗り広げます。

肌のクビレやシワ部分にもキチンと塗りましょう。

余った薬を容器に戻すのは禁物です。

 

医師の指示どおりに

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カンジダ症には抗真菌薬、とびひには抗菌薬、

虫さされやあせもにはステロイド薬と

薬は用途が決まっています。

間違って使うと悪化させることがあるので、

医師の指示どおりに使いましょう。

 

 

子どもの病気 〜夏の病気編〜

🐼

この梅雨時期が終わりましたら

いよいよ子ども達が好きな夏が来ます!

夏にかかりやすい病気を知っておくと

万が一の為にすぐに対応できると思います。

勉強してみました。

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子どもがかかりやすい病気には、季節ごとに傾向があります。夏に流行することの多い病気や、夏ならではの健康トラブルについて紹介します。

 

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日常生活で下のような思い込みはありませんか?

どこがNGなのか、チェックしておきましょう。

 

エアコンをつけて寝ると風邪をひく

風邪はウイルスで起きる病気なので、エアコンが原因ではありません。冷風を直接カラダに受けないようにする、外気温から5°cマイナス以内を目安に温度設定するなどの配慮をすれば、熟睡のための便利なツールになります。夜明け頃は気温が下がるので、タイマーを利用するなど冷えすぎに気をつけ、フィルターも定期的にチェックして清潔に。

 

水やお茶より、イオン飲料で水分補給する

イオン飲料は病気のときや極端に汗をかいた時の水分補給用です。ふだん水代わりに飲んでいると、塩分と糖分を余分にとることになってしまいます。子どもの体は大人よりも頻繁に水分補給が必要になるので、水かお茶を常備して。

 

暑いときは袖のないタンクトップや裸が涼しい

肌が出た状態では、かいた汗が肌に残る時間が長くなり、あせもの原因に。吸水性のよい木綿などの襟や袖のある服で汗を吸収した方が涼しくなります。

 

食事は少ないけれど、牛乳をたくさん飲めばOK

牛乳はタンパク質とカルシウムが豊富ですが、鉄分はごくわずか。牛乳で満腹になると、必要量の鉄分を食事でとれず、鉄欠乏性貧血になってしまいます。また、カルシウムはとりすぎると腎臓に負担がかかります。牛乳は、1日にコップ2杯程度がおすすめです。

 

夏は食欲がないので、おやつで栄養補給

もともと幼児は三度の食事以外におやつでも栄養補給が必要です。でも暑いからといって、高カロリーなアイスクリームなどを欲しがるままに与えると、次の食事でお腹が空いていないという悪循環に。食事時間に空腹になるようによく遊ばせる、食事中は部屋を涼しくするなどの工夫で、夏でもしっかり食事ができるように心がけましょう。

 

7月頃から熱中症と日焼けに用心する

日焼けは真夏の印象がありますが、紫外線量は5〜9月という長期にわたって特に多くなります。熱中症は体が暑さに慣れていない初夏や、多湿の梅雨どきにも多発します。両方とも、7月になる前から用心が必要です。

 

ベビーカーは日よけがあるから、あまり暑くない

気温が30度台のとき、路面の温度は日陰で40度台、日なたでは50度台になることも。日よけがあっても、路面に近い子どもは大人よりも暑いことを忘れないで。

 

日陰や屋内では熱中症の心配はない

どんな場所でも、高温や多湿の環境なら熱中症になる可能性は十分。日陰や屋内であっても、蒸し暑い場所は用心を。止むを得ず炎天下に行くときは日傘や帽子、体を冷やす冷たいおしぼりや保冷剤、水分補給用の飲み物など万全の用意をしましょう。

 

 

特に要注意!夏の病気

子どもの熱中症と食中毒は命に関わりかねない病気ですが、大人の知識と予防意識で防ぐことができます。

 

 

命にかかわるので油断大敵!

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暑さで体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温調節機能がうまく働かなかったりすることで起きます。めまい、大量の汗、顔色が悪い、こむらがえりなどがあればすぐに病院へ。水分が飲めない、強い頭痛、おう吐、高熱、意識障害があるときは緊急に治療が必要です。症状は進行度によって異なるので「様子が変」と感じたら、素早く対処を。

 

ケア

暑い中で子どもがグッタリしたら、熱中症を疑い、涼しい場所に寝かせます。衣服をゆるめ、冷たいペットボトルや氷、おしぼりなどで足の付け根や首を冷やします。水分はできれば、経口補水液や子ども用イオン飲料を。反応が鈍い時は至急、病院へ。

 

予防は「熱をこもらせない」

炎天下では帽子をかぶる、日陰に入るなどは当然ですが、体に熱がこもらないように、氷や保冷剤をあてる、水を浴びる、風通しをよくする、水分をこまめに補給するなどの予防を。

 

 

生ものの扱いに要注意!

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主に細菌で起きる胃腸炎で、サルモネラカンピロバクター、病原性大腸菌などが代表的。

菌がついていても食品の匂いや味、見かけではわかりません。症状は腹痛、おう吐、下痢、発熱のほか、ケチャップのような血便が出ることも。便の状態が心配なときは、写真を撮っておけば診断に役立ちます。子どもは重症になりやすいので、生ものは控えるのが賢明。

 

ケア

細菌による食中毒とわかれば、抗菌薬を用います。おう吐や下痢がひどい時には、経口補水液を少量ずつ与えて水分補給を心がけます。

おしりはシャワーで洗ってさっぱりさせて。

水分を受け付けない時は、脱水症予防の為に点滴が必要になります。

 

加熱して、すぐ食べる

食品衛生の基本を守って予防を。生の肉や魚は菌がついているものとして扱い、まな板や包丁は他の食品用と区別。多くの細菌は75度1分以上の加熱で殺菌できるので加熱が重要。

 

夏の風邪

夏の感染症の代表格がヘルパンギーナ咽頭結膜熱、手足口病です。目の充血や発疹が目につきますが、眼科や皮膚科などの専門科より、まず体を総合的に見て診断できる小児科を受診しましょう。

 

高熱が出て、口内に炎症

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突然39度以上の高熱が出ます。

ノドの奥の周りに赤い小さな水疱がいくつもできます。水疱は2〜3日でつぶれて潰瘍になり、しみて痛むので不機嫌になり、飲食を嫌がります。唾液を飲み込めなくてヨダレが目立つこともあります。熱は2日程で下がりますが、ノドの痛みはあと2、3日続きます。

 

ケア

高熱とノドの痛みは解熱鎮痛薬で和らげられます。飲食は、プリン、ゼリー、豆腐、冷ましたおかゆ、バナナミルクなど、ノド越しのよいものを与えます。脱水症予防に、水、お茶、牛乳、冷ましたスープなどで水分補給を。かんきつ系のジュースはしみるので禁物。

 

何度もかかることも

ウイルスは便にも排泄されるので、オムツ交換の後はよく手を洗います。原因になるウイルスには型がいくつもあるため、一夏に何回も発病することがあります。

 

 

高熱が続き、目やノドにも炎症

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感染力の強いアデノウイルスが原因で、39〜40度の高熱が出て、ノドの奥が赤く腫れて痛み、目は充血して目ヤニが出ます。頭痛や腹痛、おう吐、下痢を伴うことも。高熱は5日程続き、ヘルパンギーナよりも長引きます。プールでの感染が多かったのでプール熱と呼ばれますが、感染はプールに限りません。

 

ケア

高熱で体がつらそうな時は処方された解熱鎮痛薬で体を休めましょう。高熱は体内の水分を奪うので、こまめに水分補給を。目ヤニは優しく拭き取ります。治っても半月程は目ヤニ、唾液、便にウイルスが出るので、タオルや洗面器は家族でも共用しないで。

 

抗菌薬は効かない

症状がやや似た細菌性の扁桃腺炎には抗菌薬を用いますが、咽頭結膜熱はウイルスによる病気なので、抗菌薬は効果が期待できません。長引く時は、医師に相談しましょう。

 

 

手足や口に米粒大の水疱

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手のひらや足の裏、口の中、ひざ、お尻などに赤くて中心部が白い水疱ができます。

熱は出ても微熱ですが、まれに高熱が出ます。

水疱はかゆみや痛みを伴うことがあり、足の裏なら歩けない、口の中なら飲食できないことも。通常は数日で軽快しますが、原因になるウイルスは数種類あり、またかかることも。

 

ケア

口の中の水疱が強く痛む時は、口内炎用の薬を使うこともあります。熱いもの、冷たいもの、酸味のあるものを避け、ヘルパンギーナと同様に刺激のない口当たりのよいものを与えます。症状が発疹だけで元気がある時は、普通の生活に戻れます。

 

ごくまれには脳炎

まれですが、手足口病のウイルスには無菌性髄膜炎脳炎を併発するものがあります。高熱で激しい頭痛やおう吐、反応が鈍いなど、いつもと違う症状があったら急いで受診を。

 

予防接種のココが気になる!

 

 

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イメージでは軽い病気であっても、

実際にかかると重症になることがあります。

ウワサ話やイメージで決めるのではなく、

病気のこと、免疫や副作用のことなど、

ワクチンについて理解を深め、

納得したうえで判断しましょう。

 

気になる!

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Q  日本で発生していないポリオも接種するの?

A

地球規模でポリオが根絶されればよいのですが、

世界ではまだ流行している国があり、

日本に持ち込まれる可能性があるので、

接種は必要です。

日本ではポリオが大流行した昭和36年

子ども達に生ワクチンを緊急接種した結果、

患者数が激減しました。

その後、定期化され

野生株(自然界にあるウイルス)による患者は

昭和55年の1名が最後です。

平成24年まで使用された生ワクチンでは、

まれに出現するワクチン株による感染が起きましたが、

現在は欧米と同様、

より安定性の高い不活化ワクチンに

切り替えられています。

決められた回数を受けましょう。

 

Q  水ぼうそうおたふく風邪は軽い病気なのでは?

A

両方とも大半の人は軽くすんでいますが、

毎年、脳炎や肺炎を起こして命に関わる患者が

発生していることはあまり知られていません。

命が助かっても治療手段のない後遺症で

苦しんでいる人が大勢います。

身近な病気で患者数が多いということは、

ウイルスの総数も多いということになります。

いったん発病すると、

本人と家族がつらいだけではなく、

ウイルスを増やして周囲に広めることになります。

周囲のみんなの健康も考えて、

ワクチンで予防したいものです。

 

 

気になる!

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Q  初回接種(3回)+ 追加接種1回と

     分かれるのはなぜ?

A

 DPTなど不活化ワクチンでは、

1回の接種では十分な免疫ができません。

2回目で発病を抑える強さの免疫ができますが

持続しません。

3回目で十分高い免疫力ができて、

長く持続しますが、やがて低下します。

その後、追加接種すると、その刺激で免疫が

素早く強化(ブースター効果)され、

更に長く免疫を持続することができます。

ですからワクチンは回数を守ることが大事なのです。

大人も追加接種すると、

より確実に免疫がつけられます。

 

 

気になる!

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Q  ワクチン接種でどんな副作用があるの?

A

どのワクチンでも、

接種した部分が赤くなる局所反応が見られますが、

ほぼ1日で収まります。

子どもが気にして引っ掻くようなら

長袖の服を着せ、

もし大きく腫れたときは医師に相談を。

生ワクチンは、接種後1週間〜1ヶ月の間に

軽くその病気の症状が出ることも。

軽い熱でも、発疹など他の症状があるようなら

受診しましょう。

おたふく風邪ワクチンでは

数千人に1人の割合で

無菌性髄膜炎が起きていますが

比較的軽症です。

自然感染では100人に2人と高率で発生し、

症状も重くなります。

ワクチンのリスクはゼロではありませんが、

自然感染した場合のリスクも把握しておきましょう。

 

 

Q  アレルギーがあると受けられないの?

A

ほぼ問題がないとされていますが、

過去に薬で具合が悪くなった人、

アナフィラキシー(アレルギーによるショック症状)

を起こした人は難しいかもしれません。

インフルエンザワクチンは

強い卵アレルギーがあると受けられない

場合もありますが、主治医と相談を。

 

 

Q  日本脳炎ワクチンのあとで病気になった人がいるの?

A

平成17年、日本脳炎ワクチン接種後に

脳脊髄炎を発症したケースは、

ワクチンとの関連が否定できなかった為に

健康被害認定(救済制度の適用)を受けました。

その後、ワクチンの製造方法が見直され、

現在は新しいワクチンに切り替えられています。

平成24年接種後に亡くなった2例は、

「予防接種による影響は不明」、

「他の要因による影響が大きいものと考えられる」

とされ、日本脳炎の定期接種を

中止する必要はないと判断されました。

 

 

気になる!

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Q  少し熱があるときは受けられないの?

A

目安として37.5度以上の熱があるとき、

明らかに具合が悪いとき、

昨夜から咳が出て止まらないなどの

症状があるときは接種を控えるのが原則です。

鼻水などの風邪症状があっても

体温が37.4度以下なら可能ですが、

医師の判断によります。

気になる症状があるときは、

かかりつけの医師に相談するのが一番です。

 

 

Q  子どもが注射嫌い。注射以外の方法はないの?

A

ロタワクチンは飲むシロップ、

BCGはスタンプですが、

他は注射になります。

でも病気に自然感染して

合併症を起こすようなことがあると、

お子さんはワクチンの注射とは比べものにならない、

つらい経験をすることになります。

ママが不安そうだと子どもにも伝わるので

「病気から守るため」と堂々としていましょう。

 

 

Q  その病気に感染したかも?

     予約したワクチンはどうする?

A

病気の種類と感染後の時間にもよりますが、

接種効果があることも。

自然感染のウイルスよりも

ワクチンの方が早く効力を発揮するからです。

麻しんなら自然感染して72時間以内に

ワクチンを接種すると症状が軽くすみます。

水ぼうそうおたふく風邪も、

感染後のワクチンが有効な場合もあります。

ただおたふく風邪は潜伏期間が3週間と長いので、

予想よりも前に感染しているかもしれません。

周囲の流行状況や、

感染したと思った経緯などをもとに、

かかりつけの医師と相談しましょう。

 

 

Q  任意接種のワクチンの費用はどれくらいかかるの?

A

費用設定は自由なので、医療機関によります。

元々ワクチンは高価な薬なので、

数千円〜1万円台が多いようですが、

病院や医院に問い合わせてみると確実です。