強い歯・いい歯の育て方 2
🐼
娘の歯みがきをしようと歯ブラシを持つと
逃げ回って
なかなか捕まえる事ができません
娘は、追いかけられるのが楽しいらしく
益々、必死に僕の腕をかいくぐって
逃げてしまいます。
「あ〜、もうっ!」
(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
歯の生え方
・上下8本の前歯が生えそろい、
食べ物を噛み切れるようになる。
・ 奥歯が生え始める(第1乳臼歯)
おうちでのケア
・ コップでお茶や水を飲んで
口の中をキレイにする練習を。
おうちの方による歯みがきをスタート。
・ 奥歯が生えたら、
子どもに歯ブラシを持たせ始める
検診・歯科医院でのケア
・ 1歳になったら歯科医院デビューを。
・ 1歳6ヶ月検診でむし歯のチェックを。
・ 正しい歯ブラシやフロスの使い方を教わろう
歯の生え方
乳犬歯(前歯と奥歯の間の尖った歯)が生えて
食べ物を噛み切れる力がアップ。
上下合わせて歯が16本に
おうちでのケア
自分で磨く練習をすすめながら、
おうちの方が仕上げみがきを。
検診・歯科医院でのケア
3ヶ月に一度、
歯科医院でむし歯のチェックを続ける。
歯の生え方
第2乳臼歯(乳歯の中で一番奥に生える歯)が生え
乳歯20本が生えそろう
おうちでのケア
・ 自分で磨けるようになっても、
まだ仕上げみがきは必要。
・ 指しゃぶりが癖になっているときは、
手や口を使う遊びを増やすなどして、
指しゃぶりの回数を減らしていく。
検診・歯科医院でのケア
・ 3歳児検診
・ 歯並びが気になるときは相談を。
汚れのつきやすい場所や、
年齢ごとにむし歯になりやすい場所は、
ある程度決まっています。
1〜2歳では上の前歯、
2〜3歳では奥歯の噛む面の溝、
4歳前後は奥歯の歯と歯の間は
特に注意が必要なポイント。
子どもが嫌がって長い時間磨くことが難しい場合でも
重点的に磨くようにしましょう。
Q 仕上げみがきのとき、泣いて磨かせてくれません
A
3歳ぐらいまでの子は泣いてしまうことが多いですが、
焦って怖い顔でゴシゴシと磨こうとせずに、
楽しい歌を歌いながら笑顔で磨いてあげてください。
寝かせて磨くときは、磨く順番を決めておき、
時間をかけずに効率よく済ませることが大切です。
Q 仕上げみがき後のうがいが、
まだできない場合はどうすればいい?
A
うがいができなくても、特に問題ありません。
気になるようでしたら、
口の中をガーゼなどで拭いてあげてください。
うがいの練習は急いで取り組む必要はないので
お子さんができるようになったタイミングで、
つばを吐き出すことから始めていきましょう。
Q 転んで顔を強く打ち、歯が折れてしまいました。
A
適切な処置をすれば再び接着できる場合もあるので
欠けた歯を水(根元から抜けた場合は牛乳)につけて
すぐに小児歯科へ。
歯が欠けていなくても、
位置がずれてグラグラしていたり、
根が折れていたりするケースもあるので、
受診することをおすすめします。
Q 指しゃぶりがやめられず、
歯並びに影響しそうで心配です。
A
3歳頃までの指しゃぶりが
歯並びに影響することはほとんどありません。
手や口を使う遊びを増やし、
寝付くまで手を握ったり、
絵本を読んだりして安心させてあげましょう。
ただし4歳を過ぎても続く場合や、
指にタコができるほど強く吸う場合は
注意が必要です。
Q 「フッ素は体に悪い」と聞き、
使用をためらっています…。
A
歯科で使われるフッ素は、
ガラスを溶かすような
フッ素化合物とは別の性質のものなので、
通常の使用量であれば問題ありません。
むし歯予防のためのフッ素塗布や
フッ素入り歯みがき剤の使用は
安全性が確立されていて、
世界保健機関(WHO)なども推奨しています。
Q 親にむし歯があるとき、
子どもにうつさない為に気をつけることは?
A
むし歯菌は奥歯が生え始める1歳半から
2歳半の間にうつることが多いので、
この時期はおうちの方が一度噛んだものを与えたり
スプーンを共有したりするのはなるべく避けましょう。
大人のむし歯菌を減らしておくことが大切なので
子どもと一緒にむし歯予防を。
Q 歯に穴があいていなければ、
「むし歯はない」と考えていいですか?
むし歯は急に穴になるわけではなく、
初期は白くなり、
その後に茶色くザラザラした状態に変わって
穴になります。
レントゲンでしかわからないむし歯や
見つけにくいむし歯もあるので、
歯に穴があいていなくても
3ヶ月に一度のペースで定期健診に行きましょう。
Q 歯医者に行くのを怖がってしまうのですが、
どうすればいい?
子どもが泣いても上手に対応できる
スタッフのいる小児歯科の受診をおすすめします。
叱るときに
「歯医者で痛くしてもらうからね」と言うなど、
歯医者を「怖い」と思わせずに、
「歯をピカピカにする正義の味方」という
楽しいイメージをもたせてあげてください。