新米パパたかしの奮闘日記

どうも、たかパパです。ママと6歳の息子と2歳の娘と暮らしています😁まだ新米のパパですが父親としてブログを通して勉強していけたらと思っています。ブログも始めたばかりなのでこちらも勉強しながら運営していけたらと思います。宜しくお願い致します😁

「うちの子、発達障害?」と不安になったら

🐼

子どもは、落ち着きがなく

興味を持った所に行ってしまうものです。

いろいろと心配は尽きませんが

年齢と共に落ち着いてくると思います。

小学校高学年までに変わらなければ

専門の機関に

相談みるのもいいかもしれませんね。

 

 

 

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心理学博士/ 山口まみ先生

 

それは「活発さ」からくるのか、それとも?

 

「落ち着きのない子ども」といった場合に

考えなくてはいけないのは、

まずその「落ち着きのなさ」が表にあらわれる場所、タイミング、頻度、程度などが、

年齢上適切なものなのかどうかということです。

 

ある程度の落ち着きのなさは、

年齢上ごく自然なことであったり、

単にその子の持つ性質である「活発さ」から

くるものだったりするからです。

 

こういった場合の落ち着きのなさは、

年齢とともに目立たなくなってくる

場合もあります。

逆に、

小さい子どもがいつも大人のように

落ち着いていたら、

親御さんは「おとなしすぎる」といって

心配してしまうものです。

 

ただ、小学校高学年に入っても

あまりに落ち着きがなく、

学校生活やお友達との関係などにおいても

本人が困っているようであれば、

もう少し詳しく子どもの様子を

観察していく必要があります。

 

というのは、

今では一般人口の約5%(20人に1人)がADHD(注意欠陥・多動性障害)という

発達障害を持つとも考えられているからです。

 

ADHDの特徴としては

①不注意症状

②多動性と衝動性症状の両方またはどちらかを     持っていることがあげられます。

 

それぞれの具体例をあげてみましょう。

①不注意症状の具体例

・忘れ物が多い、物をよく紛失する

・うっかりミスや計算間違いが多い

・気が散りやすく、集中力が続かない

・何かに熱中するとまわりのことが目に入らなくなる

・不器用である

・整理整頓を苦手とする

 

②多動性・衝動性症状の具体例

・落ち着きがない(授業中、立ち歩いたりする)

・貧乏ゆすりや手遊びなど(体を動かすこと)が止められない

・順番を待つなどのルールが守れない

・思いついたら即行動している

・些細なことで手を出したり、大きな声を出したりする

・過度におしゃべりする

 

こういった特徴を持つADHDですが、

裏を返せばADHDの子どもは様々なことに

注意・関心が向き、好奇心旺盛で、行動力があり、

チャレンジ精神もある、活発なプラス面を持つ

子どもだといえます。

 

ですから、

その高いエネルギーを適切に注ぐことができれば、

素晴らしい能力を開花させて

充実した人生を送ることができるともいえます。

 

実際に、

ピカソアインシュタインエジソンスティーブ・ジョブズ坂本龍馬…など

大芸術家、大発明家、歴史的英雄といった

人物の多くが、

その行動や数々のエピソードから

ADHDだったのではないかと

推測されています。

 

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子どもの「絶対的なサポーター」になること

 

ここで一つ理解しておかなくてはならないのは、

ADHDにみられる症状は、

本人が故意に行っているわけではなく、

脳の働き方の違いにより目立った特徴として

表にあらわれているものだということです。

 

ADHDは、

一種の「脳タイプ」ともいえますが、

その特徴ゆえにまわりから誤解を受けたり、

日常の生活においても

苦労を強いられたりすることが多いのです。

ですから、

本人が自信を失わずに、

学校、家庭、社会での生活を送るための

対策や工夫が必要になってきます。

 

自分の子どもが発達障害という診断を

受けることに抵抗を覚える方も

いらっしゃると思います。

しかしながら、

ADHDだと診断を受けることで

得られることもたくさんあります。

その一つは、

自分の子どもが「まわりの友達ができて自分にできないのは、自分のせいじゃないんだ」という認識を持てることだと思います。

また、子どもも親も

「落ち着きのなさ」がどういう原因によって

生じているのか、

それがどのような困難を本人にもたらしているのか、

どうすればその困難を軽減することができるのか、

といったことをキチンと理解し、

対策を練ることができます。

 

それに加えて、

ADHDを含めた発達障害の専門支援機関やADHDの子どもを持つ親の

相互支援ネットワークといったものがありますから、

そこで自分の悩みや気持ちに共感してもらえたり、

専門家から適切なアドバイスを受けたりすることも、

大きな助けになると思います。

ですから、

一人深刻に悩むのでなく、

相談できる専門機関を、

早めに見つけて

サポートを得ることをおすすめします。

 

子どもの「落ち着きのなさ」を

子どもの「性格の問題」に差し替えたり、

自分のしつけ・育て方が悪かったのだと

誤った認識で自分を責めたりすることに

つながってしまう。

それは、避けなければいけません。

 

ADHDへの理解が深まれば深まるほど、

学校やその他の場においても、

適切な協力をまわりにお

願いしやすくなります。

 

ADHDの場合は、

必要なサポートが充分に受けられれば、

その子どもが持つ本来の資質は

しっかり伸びていくものです。