食事の悩み 解決アドバイス
🐼
「朝ごはん、出来たよ〜食べなさ〜い」
時間がないのに、なかなか食べない息子
やっと席に着いたのに
ウィンナーだけを食べて
「ごちそうさま〜」
おい、そりゃないよ〜
(>_>)
「ちゃんと食べなさい!」
o(`ω´ )o
何回も言ってなんとか食べてくれますが
1日の始まりの栄養源、
スムーズに食べてほしいものです!
ひめゆり保育園 園長/ 河野絹子先生
園で先生やお友達と一緒に、
楽しく食事するために
身につけておきたいことは?
今から、親子で取り組めることは?
食の悩みと不安を解消しましょう。
Q 好き嫌いが激しくて困っています。
A 声かけと見た目がポイント!
めばえっ子世代は、
その味が嫌いというより、
「見慣れないから」という理由で、
好き嫌いをする場合が多いようです。
そんな時は、
親が美味しそうに食べている様子を見せて
「一口食べてみようか」と
声をかけてみましょう。
食べたら「わ〜、食べられたね。すごいね」
「食べてみると、美味しいよね」と励まして。
親の笑顔や喜びが
「もう一口食べてみよう」という意欲につながります。
また、庭やプランターなどで
ミニトマトやピーマンなどの野菜を育てるのも、
おススメ。
水やりなどの世話をするうちに興味が湧いてきて
食べれるようになる場合があります。
その他、子どもの好きなマヨネーズや
ケチャップで味を調えたり、
青のりをふったり、
味付けを少し変えてみるのもよいでしょう。
揚げものにしたり、
別の食材やソースと組み合わせたり、
目先を変える工夫も
「食べたい気持ち」を引き出します。
Q 遊び食べが気になります。
どうしたら、食事に集中できるの?
A 生活のリズムと習慣を見直して。
本当にお腹が空いてたら、
子どもは食べることに集中します。
苦手なものでも、少しは食べられます。
遊び食べをするようなら、
お腹が空いてないのかもしれません。
まずは、
食事の時間にキチンとお腹が空いているように、
昼間はたっぷり体を動かして遊ぶ、
おやつの時間や量を見直す。
ダラダラ間食しないなど、
生活のリズムと習慣を見直しましょう。
食事直前の間食も要注意。
クッキー1枚でも
食事に影響してしまうことがあります。
もし空腹で待ちきれないようなら、
小さめのおにぎりを与えて、
後でゆっくりおかずを食べるようにすれば、
食事の量とバランスを整えられます。
また、めばえ世代では、
食事は親子一緒に食べるのが理想的。
テレビを消すなど落ち着いて食事ができる雰囲気を作り
「美味しいね」と声をかけながら
食事を楽しみましょう。
スプーンをちょっと持ち上げ
「かんぱい」と言いながら食べる
「かんぱいごっこ」も、
子どもが喜ぶ楽しい演出の1つです。
Q 小食や食べムラが気になります。
もっと食べさせるには?
A 「全部食べられた!」という達成感がカギ。
「全部食べられた!」
という達成感を持たせるために、
ご飯やおかずの量をわざと少なめに盛り付けましょう。
すると、子どもは完食できたことに気をよくして
「もうちょっと食べてみようかな」と
食べることに積極的になれるはず。
小柄なこの場合、量は少なめでも、
早寝早起きや規則正しい食事など
生活リズムが整っていて、
元気に活動しているようなら、
心配はいりません。
ただし、おやつは食事を補うものと考え、
お菓子ではなく、
おにぎりや蒸かし芋、うどんなど、
エネルギーや栄養を補えるものを与えましょう。
食べムラについても、
それほど心配しなくても大丈夫。
大人でも、日によって体調や食欲に
ムラはあるものですから、
1回の食事量が少なくても、
1日トータルで栄養が摂れていれば
OKと考えましょう。
Q 食べるのが遅くて、時間がかかってしまいます。
A 30分を目安に、食べきれる量や原因を把握して
一般的に、幼稚園の昼食時間は、30分ほど。
おうちでも、30分を目安に、
子どもがどれくらい食べられるのか、
あらかじめ把握しておくと安心です。
ダラダラ食べが習慣になっている場合も、
試しに30分で切り上げてみて。
もし量が足りないなら、
お腹が空いて、
次回はもっとモリモリ食べるようになるはず。
苦手なものをなかなか食べられないときは、
一口でも食べられたら、
大げさにほめたり、拍手したりして、
子どもの気分を盛り上げましょう。
Q 食事のマナーは、何を教えておけばよいの?
A 集団の食事を楽しめるようにあいさつやルールを教えて。
「いただきます」
「ごちそうさま」の
あいさつは、園でみんな一緒に
食事の時間を楽しむために欠かせないもの。
毎日の食事で、
今から少しずつ習慣づけていきましょう。
フォークやスプーンの持ち方や使い方も、
親がお手本を見せて教えます。
親自身も、食事中の電話やメールを慎み、
よいマナーで食事をしましょう。
自分のお皿やおわんに
配膳されたものを食べるというルールも、
教えておきたいもの。
親のお皿に手を伸ばしても、
特に子どもを注意しない家庭もあると思いますが、
それは家庭内の食事だから許されること。
お友達のお皿から勝手に食べ物を取ってしまわないよう、
集団の食事の基本ルールをおさえておきましょう。
Q 食べこぼしが多くて、困っています。
A スプーンの使い方、おわんの持ち方を教えましょう。
食べこぼすのは、
スプーンで1回にすくう量が多いのが原因。
口に運ぶ途中や食べている時にこぼれてしまうのです。
「一口で食べられる?」
「もう少し、減らしてごらん」などと
声をかけて「ちょうどいい量」を教えましょう。
スープなどの汁ものは、スプーンを使うより、
両手でおわんを持って飲むスタイルの方が
こぼさずに食べられます。
🐼
先日、ママのお母さんから
息子にトマトとピーマンの苗を頂きました😁
水やりを頑張って
育てて苦手な野菜を
克服してくれればいいのですが